【2025年7月25日開催】大阪の夏を彩る伝統行事「天神祭」の魅力を徹底解説!

【2025年7月25日開催】大阪の夏を彩る伝統行事「天神祭」の魅力を徹底解説!

大阪の祭りといえば…天神祭!本日花火が上がりますよ!!

日本の三大祭りのひとつとして知られる「天神祭(てんじんまつり)」

日本の三大祭りのひとつとして知られる「天神祭(てんじんまつり)」が、今年も大阪で盛大に開催されます。特に2025年は大阪・関西万博の開催年と重なり、世界中から注目が集まる中で行われる特別な天神祭。今回は、観光ガイドの視点から、外国人観光客の皆さまにもわかりやすく、天神祭の見どころやアクセス方法をご紹介いたします!

天神祭とは?―1000年以上続く大阪の誇り

天神祭は、大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)を中心に毎年7月24日と25日の2日間にわたって開催されるお祭りで、学問の神様・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀る祭礼です。その起源はなんと平安時代の951年。千年以上の歴史を誇る、日本で最も由緒ある夏祭りのひとつです。

25日には「本宮」と呼ばれるメインイベントが行われ、神輿を乗せた船が川を巡る「船渡御(ふなとぎょ)」や、大迫力の奉納花火が夜空を彩ります。この2日間、大阪の街は熱気と歓喜に包まれます。

見どころ1:迫力満点の「船渡御」

迫力満点の「船渡御」

天神祭最大の見せ場が「船渡御」です。夕方から始まるこの儀式では、装飾を施した約100隻もの船が大川(おおかわ)を行き交い、神輿(みこし)を乗せた御座船(ござぶね)が中心となってゆっくりと進行します。

多くの人々が川岸に集まり、提灯が灯る幻想的な雰囲気の中、伝統的な装束をまとった人々が太鼓や笛の音とともに祭りを盛り上げます。観覧席を予約して間近で楽しむのもおすすめですが、川沿いを歩くだけでも臨場感たっぷりの体験ができます。

見どころ2:夜空を彩る約3000発の奉納花火

約3000発の奉納花火

船渡御に続いて行われるのが「奉納花火」です。午後7時30分頃から始まり、大川沿いに約3000発の花火が打ち上がります。花火と船の明かり、そして大阪の街の夜景が融合する光景はまさに圧巻!

おすすめの観覧スポットは「川崎橋」周辺や「桜ノ宮公園」付近。混雑を避けたい方には、「天満橋駅」から少し離れた場所からの観覧も穴場です。

大阪の伝統「大阪締め(大阪三本締め)」とは?

大阪締め

天神祭のクライマックスや締めの場面で登場するのが「大阪締め」。これは大阪独特の手締めで、祭りや会合の成功を祝って行われるリズミカルな手拍子です。

「打ちまーしょ!(パン、パン)もうひとつせ!(パン、パン)祝うて三度!(パン、パンパン)」

このような掛け声と共に全員で手を打つことで、場が一体となり、祭りの終わりにふさわしい盛り上がりを見せます。見かけたら、ぜひ一緒に参加してみてください!

ミナミエリア(難波・心斎橋)からのアクセス案内

天神祭は、大阪天満宮とその周辺、そして大川(旧淀川)一帯で開催されます。

ミナミエリアから天神祭のメイン会場である「大阪天満宮」や「大川沿い」までは、電車でのアクセスがとても便利です。

▶ 大阪天満宮への行き方

  • 地下鉄堺筋線「日本橋駅」から「南森町駅」まで約8分(乗換なし)
  • 南森町駅から徒歩5分で大阪天満宮に到着!

▶ 船渡御・花火観覧スポット(桜ノ宮・天満橋)への行き方

  • 地下鉄御堂筋線「なんば駅」→「淀屋橋駅」(約5分)
  • 京阪本線「淀屋橋駅」→「天満橋駅」または「京橋駅」(約5分)

祭りの日は大混雑必至!グループで行く時ははぐれないように連絡先を確認して!

天神祭の日は大変な混雑が予想されるため、時間に余裕をもって行動するのがポイントです。また、夕方から交通規制もあるので、公共交通機関の利用がおすすめです。

まとめ:大阪の夏の熱気を肌で感じよう!

大阪の夏の熱気を肌で感じよう!

天神祭は、ただのお祭りではありません。それは、大阪の伝統と魂が息づく一大イベント。美しい船渡御と花火、大阪人の心意気を感じられる大阪締め、そして活気あふれる街の空気……。

一度訪れれば、そのエネルギーと温かさに魅了されること間違いなし。大阪のミナミに滞在しているなら、ぜひこの貴重な夏の体験を味わってみてください!

おまけ:外国人観光客向け便利Tips

  • 服装はカジュアルでOK。屋外イベントのため、涼しい服装・歩きやすい靴がおすすめ。
  • 飲み物は持参を。熱中症対策に水分補給を忘れずに。
  • ゴミは持ち帰りが基本。大阪の街をきれいに保ちましょう!
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