日本の文化を楽しみに日本そして大阪へ旅行に来られている方も多いと思います。今回はそんな方向けに日本旅行の際に必ず直面するであろう「お風呂」の正しい入り方をレクチャーします。これを読めば恥ずかしくないです。日本人でもできている人もいればできていない人もいます。堂々と「お風呂」を楽しんでもらえますよ!
マナーを守ることで、法律ではない文化としての日本文化を学ぶことができます!
日本人と外国人のバスタイム(お風呂時間)事情の違い
同じ日本に居住する日本人と日本在住の外国人でも入浴スタイルに大きな違いがあることがわかりました。日本人は約半数が毎日浴槽につかると回答しているのに対して、外国人は「浴槽につかることが多い」を含めても3割弱のみにとどまっており、「高温多湿」の日本の環境下という同じ条件であっても習慣の違いが継続されていることがわかります。
日本におけるバスタイム(お風呂時間)の起源について
日本の入浴の起源は、538年の仏教が日本に伝来した時に遡ります。
寺院が庶民にお湯を振舞ったことをきっかけに広がったとのことで、
当時貴重だった水をため、蒸気で身体を温めて垢を手ぬぐいでこすり落とし、最後に湯ですすぐ方式がお風呂に入ることの起源だとされています。
日本人のバスタイム(お風呂時間)習慣について調べてみた
文化を知るためにも、日本のバスタイムの現状についてデータ付きで調べてみました。今回は日本人がいわゆる”銭湯”や”温泉”といった公衆浴場に入った際の事例をご紹介します。
現在のローカル日本人がお風呂に入る時の習慣について
日本全国の15歳~59歳の男女を対象にしたお風呂事情によるアンケートによると現在の日本人は普段は決して湯船につかるわけではなく、シャワーを浴びているようです。
<調査結果はこちらから引用しました>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年9月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
日本人がバスタイムにかける時間は?
また同じ調査では普段の入浴時間は11~20分程度が主流となっていたとのこと。、
とはいうものの、湯船派では30分以上湯船につかるという回答をした方が22%にも及んでおり、「じっくりと湯船につかって入浴したい」日本人の方も一定数いることがわかりました。
日本人が普段銭湯などにどのくらいの頻度で行ってるの?
銭湯やスーパー銭湯などのいわゆる「公衆浴場」をよく利用する方の割合はどうなっているのでしょうか。アンケートの回答によると、年代を押し並べて全体の3割ほどの方がよく利用しているという調査結果となりました。年代としては、3,40代が他の年代よりも高い傾向がわかりました。
一方で「まったく行かない」という方もどの年代も3割以上含まれる結果となり全ての日本人が銭湯やスーパー銭湯を利用している訳ではないということもわかりました。
一般的なお風呂の入力方法・順序についてご紹介
ここでお風呂のプロともいうべき熊本県にあるとある銭湯が発行していただいている「入浴のマナー」をご紹介します。
<入浴のマナー >
みんなが気持ちよく入浴できるよう、マナーを大切にしましょう
- お風呂は体を洗ってから
- 長い髪はゴムで束ねよう
- タオルは湯船の外に
- 使ったものは元に戻そう
- 体をよく拭いてから脱衣所へ
- 洗濯はしないで
外国人にもわかる銭湯の入り方について(熊本銭湯「世安湯」より)
お風呂の入浴の流れについて
- 脱衣所で裸になります。
- 小さいタオルを持って浴室へ。
- 湯船に入る前に身体を洗います。 シャワーは座ってご利用ください。
- 湯船でくつろぐ
- 脱衣所に入る前に小さなタオルで身体を拭いてください。
- 脱衣所にてバスタオルなどで身体を拭いて衣服を着ます。
マナーを守れば、お風呂の楽しみ方に正解はなし、それぞれの楽しみ方を見つけるべし
今回のまとめ
- 日本人と外国人では、「お風呂」への認識が少し異なる文化
- 最低限のマナーを守れば「お風呂」の楽しみ方はそれぞれ自由
- 日本の文化やマナーを知って「お風呂」を楽しもう