【2025年】毎年100万人が訪れる十日戎「えべっさん」今年の福娘情報や宝恵駕行列について

2025年 今年の十日戎「えべっさん」は9日木曜日から開催されますよ

「えべっさん」で知られる十日戎が今年も1月9日~11日に行われますよ
商売の街大阪の商売繁盛を祈願する多くの人で賑わい、毎年約100万人の人々が訪れます。

「えべっさん」とは七福神の1人「恵比寿様」のことで、お祭りでは恵比寿様に商売繁盛を祈願します。関東では酉の市が有名ですが、関西や西日本エリアでは、十日戎に熊手を購入し、商売繁盛祈願を行います。

大阪の十日戎「えべっさん」といえば、3大戎にも数えられる今宮戎神社

大阪の十日戎「えべっさん」といえば、今宮戎神社

十日戎の三大神社は総本山 西宮神社 のほか、今宮戎神社、京都ゑびす神社の三社

十日戎の三大神社と言えば、①西宮神社、②今宮戎神社、③京都ゑびす神社の三社が有名です。 
大阪をはじめ西日本の商人達が、十日戎へ毎年繰り出すこの三大神社
恵比須様のシンボルである「福笹(ふくざさ)」があちらこちらに飛び交い「商売繁盛笹持ってこーい!」とあちこちで掛け声が聞こえるでしょう。恵比須様のシンボルである商売繁盛の縁起物、を授かります。

大阪の商人の間では、お正月よりも楽しみにすることもあった「えべっさん」

えべっさん


大阪で「十日戎(とおかえびす)」は、そのまま「十日に御縁がある恵比須様」と言う意味合いで、大阪では恵比寿様を「えべっさん」と、親しみを込めて呼んでいるのです。 
大阪の一部では、「十日戎のお祭りがお正月よりも盛り上がる!」とも言われ、かつて大阪の商人の間では、お正月よりも楽しみにする家庭もあったと言います。

2025年の十日戎について

2025年の十日戎は、1月9日(火)~1月11日(木)までの3日間


「恵比須様が出稼ぎへ出かける日」とされ1月10日を中心十日戎が盛り上がるようになりました。

・2025年1月9日(木)…宵戎(よいえびす)
・2025年1月10日(金)…本戎(ほんえびす)
・2025年1月11日(土)…残戎(のこりえびす)
参拝時間は24時間
大阪で行う十日戎は、2025年1月10日(金)が本番の日である「本戎」です。
ただ、前日2025年1月9日(木)は前夜祭として「宵戎」が行われ、本戎の翌日2025年1月11日(土)は「残戎」もしくは「残り福(のこりふく)」と称し、全3日間の日程で行われます。

宵戎から盛り上がり一番盛り上がるのは「本戎

えべっさんお由来は「えびす講」から

商人など同業者の間で「えびす講」と呼ばれる行事を行い、出稼ぎに行く恵比須様をお見送りしてきました。
そしてそのえびす講が盛んだった、大阪市浪速区(今宮戎神社)や兵庫県西宮市(西宮神社)に商売繁盛を願う人々が集まり、大阪を中心に現在の十日戎になります。

十日戎「えべっさん」の基本情報

<十日戎「えべっさん」>
[ご利益]・漁業の神
商売繁盛の神
[十日戎の目的]商売繁盛
・金銭成就
[行う地域]大阪近郊
・関西地方
[日程]●毎年1月9日~11日の3日間
・本戎…毎年1月10日

今宮戎はミナミエリアのえべっさんは難波駅からも徒歩圏内です。

ミナミエリアのえべっさんは難波駅からも徒歩圏内の今宮戎で開催
今宮戎神社

「今宮戎神社」は恵比須様をお祀りする神社で、聖徳太子が四天王寺を設立した際に、西方西方に守神として祀ったことが始まりとして知られています。

漁業の守り神であり海からの幸をもたらす神を象徴しています
[住所]大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号
[TEL]06-6643-0150
[HP]https://www.imamiya-ebisu.jp/

今宮戎といえば…福娘も気になる人も多いのでは

2025年福娘
2025年福娘

2025年度の今宮戎神社の福娘は、代表福娘4名と総勢47名で構成されます。代表福娘は、北川花音さん、木村桜子さん、宮本李菜さん、横治ゆりなさんです

今宮戎神社で毎年選ばれる「福娘」は、例年9月から募集し11月下旬から12月上旬に決まります。
大阪の十日戎では、各団体を3班に分けて挨拶周りを行う他、宝恵駕籠(ほえかご)行列への参加や、参拝者への奉仕を行う役目です。

今宮戎神社現在の混雑状況を事前にチェック?

今宮戎神社現在の混雑状況は?

毎年多くの人で賑わう今宮戎の十日戎「えべっさん」ですが、いついっても混雑という状況ですが、空いている時間帯は存在します!
仕事帰りの多くの人で賑わう17時~21時頃の時間帯を避けて参拝するのが良いでしょう。

また期間中の夜間は交通規制も幅広く行われる予定です。下記の地図を参考に事前にチェックするようにしましょう。

特に1月10日の本戎は通常朝から晩まで混み合います。9時~21時の時間帯は入場制限がかかるほどの混雑となりますので、参拝にある程度の時間がかかることを事前に見越して、時間の余裕をもって、お参りの計画を立てるのが良いでしょう。

福娘が奉仕している時間帯は9時~21時なので福娘を「一目見たい」という方は混雑必至なので、参拝の計画やはぐれてしまった場合の待ち合わせ場所を同行する方と事前に取り決めた方が良いでしょう。

えべっさん好きの大河

毎年参拝している大阪ローカルも、毎年びっくりする混雑さです。
まさに大阪中の人がどっと押し寄せたんじゃないかと思うぐらいの混雑さです。通信障害も起きやすく携帯が繋がらないこともありそうなので、逸れてしまった時のお店や場所の待ち合わせ場所を決めておくのも良いかも。

近隣のコインパーキング十日戎の時期のみの特別料金となっていることも

今宮戎神社には専用駐車場はなく、近隣のコインパーキングは特別料金になっていることもあります。さらにピークタイムは交通規制がかかることも常となっており、電車で行くよりもかえって時間がかかってしまうこともよくあります。

電車で行くのが無難といえるでしょう。

今宮戎神社に辿り着くまでに大混雑。境内に入った後も吉兆を授かるまでに1時間以上かかることも

電車で行く場合、十日戎になると難波駅からすでに行列ができており、神社にたどり着くだけで1時間ほどの時間もかかることもザラとなっています。
さらに境内もとても混雑しており、授与所付近は特に混雑します。

授与品を受ける人が押し合いへし合いとなっていますので、足元に注意して参拝するようにしましょう。

参考までに境内早わかり図を添付いたします。迷子コーナーも北門付近に設置されていますので、逸れてしまった時は待ち合わせをするようにしましょう。

今宮戎HPより

■今宮戎神社現在の混雑状況まとめ

最新情報はSNSをチェックするようにしましょう。

混雑を避けるには?


結論、十日戎が一日に限られているため混雑を避けることはなかなかできないですが、宵戎や残り福に日をずらしたり、参拝する時間をずらす、参拝時間や交通機関をあらかじめ計画し余裕をもって参拝するようにすることで、快適に参拝することができるようになります。

賑やかなところが好きな商売繁盛の神様えべっさんのお祭りなので、混雑も賑やかだと捉えて楽しむぐらいの気構えで参拝すると楽しいでしょう。
屋台も多く出店しており、お祭り気分で楽しむことができます!

(参拝のヒント)ピークタイムを避けて参拝するのはおすすめ。

参拝は24時間可能

参拝は24時間可能

2024年昨年の今宮戎の模様はこちら

4年ぶり宝恵駕行列が復活

宝恵駕行列(ほえかごぎょうれつ)は、大阪の道頓堀を出発し、商売の神様である今宮戎神社(大阪市浪速区)まで練り歩く新春の恒例行事です。

ミナミの新春を賑やかに彩るパレードのような行列は毎年とても華やかです。

4年ぶり宝恵駕行列が復活
4年ぶり宝恵駕行列が復活
4年ぶり宝恵駕行列が復活

2024年 十日戎「えべっさん」まとめ

2024年の十日戎(えべっさん)は、1月9日(火)~1月11日(木)の3日間です。本番は1月10日(水)で、前夜祭は1月9日(火)、本戎の翌日は1月11日(木)です。

十日戎は大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6-10にある今宮戎神社で開催され、参拝時間は24時間です。南海本線の今宮戎駅からすぐの場所にあります。

お守りやお札・朱印は9:00~22:00、おみくじは9:00~23:00、福笹は7:00~25:00(翌1:00)まで授与されます。

2024年は宝恵かご行列が4年ぶりに復活します。福娘の募集は約70年前から審査形式で行われているそうで、2024年は第72代目となります。

(おまけ)今宮戎神社の授与品一覧と価格表

今宮戎HPより

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