旅行者必見 エスカレーターの並び位置のマナーについて

旅行者必見エスカレーターの並び位置のマナー

現地に住んでいるとあたかも当たり前の習慣でも海外の人があまり知らないルールってあると思います。
今回はエスカレーターの並び位置のマナーについてご紹介します。

東京は左 大阪では右に並ぶのがマナー

エスカレーターの発祥は1914年、遡ること大正時代、博覧会の会場で披露されたのが日本初のエスカレーターです。元々は1896年、発明家のジェシー・W・リノにより、ニューヨークで誕生しました。その後、1900年のパリ万博への出展に合わせ「escalator」と命名され商標化されたのがエスカレーターの起源です。

日本では商標が普遍名称化する1950年まではエスカレーターという名前を使うことができずに「自動階段」と呼ばれていたこともあったそう。

■なぜ東京と大阪で並ぶ側が違うのか?

日本でエスカレーターの「片側空け」が始まったのは、
1967年に阪急電鉄が梅田駅のエスカレーターで「左側をお空けください」とアナウンスされたのが発端だそうで、関西では「右に並ぶ」ことが定着しました。

一方東京だと1980年代末ごろから左に並ぶ習慣が定着します。
車の交通ルールと同様に、自然発生的に「右側空け」が始まったとされたとされています。

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