食い倒れの街として知られる大阪の中でもグルメに関しては一番といっていいミナミエリアには人々の胃袋に応えるお店が多く営業しています。
お酒を飲むためにミナミに集合!という方も多く、お酒にピッタリの食べ物といえば、「焼き鳥」という方も多いです。
今回はそんなミナミエリアの焼き鳥店についておすすめ店舗をピックアップしたいと思います。
大阪は焼き鳥店のメッカ?
2021年時点で、全国に焼き鳥屋は15,325軒あり、人口10万人あたり12.14軒です。業界全体の売上は2,000億円規模で、年々増加しています。
また大阪には3,839軒の焼き鳥屋さんがあるという情報もあり
さらに心斎橋駅周辺には180軒ほど、
難波駅や日本橋駅周辺も多くの焼き鳥屋さんが営業をしています。
天下の台所大阪だからおいしい焼き鳥屋さんがある
大阪は商人の町であり、交通の要地に位置していたことから、全国の藩が大坂に蔵屋敷などを設けました。生活物資の多くが一旦生産地より大坂に集められて、再度全国の消費地に送られたことから「天下の台所」と呼ばれるようになりました。
ほかにも、大阪は海運や交通の要衝であり、さまざまな商品が集まってきました。
1615年の「大阪夏の陣」で荒れ果てた大阪は、その後、幕府の直轄領となって復興が進められました。運河が整備され、江戸時代には、大阪の港にはたくさんの船が行き来し、全国各地の食材が集まりました。日本全国に大阪から米が送られ日本の食を支えたと言われています。
さらにミナミエリアには「天下の台所」の拠点として古くから栄える「黒門市場」もありますよ。
焼き鳥がおいしい理由は
焼き鳥が美味しい理由は、炭火の水分量が極端に少ないことや、炭火で焼くと鶏肉から出た脂が燻煙となって炭の上に落ち、炭火焼き鳥独特の香ばしい味わいになることなどです。
ビールなどのお酒に合わせるとさらに最高!
焼き鳥を串に刺す理由は、調理がしやすくなることが挙げられます。
日本料理では、古くから形が崩れやすい焼き物に串を刺して、形を整えるという作業がされていました。
焼き鳥の発祥について
焼き鳥は平安時代に京都・伏見稲荷の参道で生まれたと言われています。当時は家畜の食用が禁止・忌避されていたため、稲作にとって害鳥の雀やうずらを捕まえて串に刺して食べていました。
焼き鳥発祥の街として知られているのが福岡県久留米市です。久留米市では、久留米ラーメン、筑後うどん、ギョウザや焼き肉の水準は全国的にも高いレベルです。特に焼き鳥は店舗数は日本一とも言われ、焼き鳥の街としても有名です。
「日本7大焼き鳥」とは
北海道からは美唄と室蘭、それ以外では福島(福島県)、東松山(埼玉県)、今治(愛媛県)、長門(山口県)、久留米(福岡県)の焼き鳥が、とくに際立った個性を持つ焼き鳥として「日本7大焼き鳥」と呼ばれています。
全国チェーン数日本一の「やきとり大吉」のほか「鳥貴族」も大阪発祥
■ミシュラン獲得の焼き鳥屋も
2023年版の『ミシュランガイド京都・大阪+和歌山』には、大阪エリアの焼き鳥店が10店掲載されています。そのうち、一つ星獲得店が4店、ビブグルマン獲得店が6店です。
2022年版では9店が掲載されており、1店増加しています。新規掲載となったのは「焼鳥 とり泉」と「いし井Jr.」です。
ミシュランガイドでは、独自の5つの評価基準に基づいて店を評価しています。三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、一つ星は「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」と評価しています。ビブグルマンは「価格以上の満足感が得られる料理」という掲載基準があります。
さらにはかつて二百八十円均一の焼き鳥店で一世を風靡した「鳥貴族」も大阪が発祥の地となっています。
さらに大阪に本社がある鳥貴族(鳥貴族HD)は、日本一のチェーン店「やきとり大吉」も買収し、日本一の焼き鳥グループ企業となっています。
難波・心斎橋のおすすめ「おいしい焼き鳥店」をご紹介!おすすめ店8選
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 1. 焼鳥闘鶏八幡筋店
九州から毎日届く新鮮な鶏肉を使用した炭火焼鳥が特徴の焼き鳥屋さんです。。
口当たりはさっぱりとした印象なのに噛めば噛むほど風味が広がるのが特徴「ソリレス炙り」は焼鳥闘鶏の名物としても知られています。
- 店名:焼鳥闘鶏八幡筋店
電話番号:06-6212-0717
営業時間:18時00分~5時00分 (日・月祝日)
住所:大阪市中央区東心斎橋2丁目7−27 BELL 八幡 1F
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 2. 備長炭やきとり SASAYA 心斎橋本店
心斎橋が本店の焼き鳥屋さん「SASAYA」です。
脂質が少なく健康に配慮した黒地鶏を備長炭で炙った焼き鳥が特徴です。また、独自の飼育方法で育てた河内鴨も使用しており、刺身でも食べられるほど鮮度が高いとされています。
現在では、大阪ミナミ多くの飲食店を経営する「SASAYAホールディングス」。
大阪に観光や出張で来た際には、その創業店とも言えるこのお店の焼き鳥を一度ご賞味するのがオススメです!
- 店名:備長炭やきとり SASAYA 心斎橋本店
電話番号:06-6251-2333
営業時間:17時00分~4時00分
住所:大阪市中央区東心斎橋1丁目13−9
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 3. WA鶏BAR(ワトリバー) 心斎橋本店
WA鶏BAR(ワトリバー) 心斎橋本店は、大阪市中央区東心斎橋2-5-7にある焼き鳥居酒屋です。御堂筋線「心斎橋駅」5番出口から徒歩約6分のミナミエリアの中心地にあります。
名物の「岩塩焼き」をはじめ、新鮮な朝挽き鶏を使った創作鶏料理が楽しめます。黄色い看板が目立つ路地裏の隠れ家で、1階入口にはカウンター席もあります。
- 店名:WA鶏BAR本店
電話番号:06-4708-9040
営業時間:17時00分~3時00分
住所:大阪市中央区東心斎橋2丁目5−7
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 4. 路地裏酒場 とんぼ
同僚との飲み会やデート、女子会など、幅広いシーンで利用できる雰囲気で、気軽に立ち寄りやすいと評判の焼き鳥店「裏難波 路地裏酒場 とんぼ」
難波駅から徒歩2分にの裏難波にあり、
朝引き地鶏を使用した鳥刺しや炭火焼き鳥、モモ肉の藁焼きなどを頼むことができます。
- 店名:路地裏酒場 とんぼ
電話番号:06-6633-0404
営業時間:12時00分~0時00分
住所:大阪市中央区難波千日前13−6
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 5. 炭火焼とり えんや難波3号店
炭火焼とり えんやは、鳥と野菜がコンセプトのお店。
アラカルトで手軽にいろいろな鳥を楽しんでもらうことができます。焼鳥屋に見えないオシャレな焼鳥屋も定評があります。
朝引きした新鮮な鶏を備長炭で丁寧に焼き上げています。炭火は遠赤外線である「輻射熱」が熱量の約80%を占めているため、表面を焼き固めながら中の水分を保ち、カリッとジューシーに仕上げることができます。
- 店名:炭火焼とり えんや難波3号店
電話番号:06-6633-8055
営業時間:17時00分~0時30分
住所:大阪市中央区難波千日前3−5
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 6. 焼き鶏だんな
焼鶏だんなをご紹介します。学生時代の同級生ふたりが経営するアットホームなお店です。焼き・塩・酒にこだわっており、ぜひ一度行ってみてほしい焼き鳥店です。
- 店名:焼き鶏だんな
電話番号:06-6647-8011
営業時間:18時00分~1時00分
住所:大阪市浪速区難波中1丁目9−6
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 7. 炭火焼き鳥 鶏尽(とりじん)
紀州備長炭で焼き上げる朝絞めの大和肉鶏や鶏のお造り、たたき、鶏刺し、サラダ、一品、〆など、鶏本来の味わいや旨み、香り、食感を引き出す料理を提供しています。
- 店名:炭火焼き鳥 鶏尽(とりじん)
電話番号:06-6556-9775
営業時間:17時00分~2時00分
住所:大阪市中央区難波千日前2−21
難波・心斎橋のおすすめ焼き鳥屋 8. 炭焼笑店 陽なんば店
炭焼笑店 陽は、炭火の温かいイメージが伝わるように「陽」という字を入れ、また、笑顔が溢れる場所にしたいという想いから、「笑店」とした焼き鳥「炭焼笑店」です。
2006年創業で、新鮮な地鶏焼鳥をメインに、鮮魚や野菜などを使った多彩な料理が味わえる居酒屋として人気の焼き鳥店です。朝
挽きの地鶏を使った焼き鳥と、メディアでも取り上げられる「大和肉鶏のとろふわ親子丼」は締めの一品として一食の価値あり。
- 店名:炭焼笑店 陽なんば店
電話番号:06-6647-8988
営業時間:17時00分~2時30分
住所:大阪市中央区難波千日前14−25 阪南ビル 1階
まとめ
ミナミエリアの焼き鳥店をご紹介してきました。
難波・日本橋・心斎橋などお買い物や観光スポット近くにもおすすめの焼き鳥店が点在しています。
大阪は「食い倒れの街」かねてよりたくさんの食べ物や食文化が集まってきたことや、多くの日夜飲み歩くだけあって、レベルもハイレベルな焼き鳥店を楽しむことができますよ!
是非ミナミエリア(難波・心斎橋・日本橋)の焼き鳥店に足を運んでみてはいかがでしょうか。